印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 | updated 2022-12-28
家とは何のために存在するのでしょうか。ストレスフルな現代社会において最高にリラックスでき、心も体も癒される空間であることが本質ではないかと考えています。
省エネルギー対応必須なのはもちろん、室内の温熱環境・空気環境のみならず、気候風土やエコロジー等、住宅を取り巻く物質&エネルギー環境は複雑になってきています。性能や数字は当然のこととして、これらを生活していくことの要素としてきちんと捉えることが必要と考えています。
耐久性・維持管理性・コストパフォーマンス・室内環境・周辺環境への影響だけでなく、住み手に与える心理的な影響も考慮して、プロとして選定アドバイスいたします。
人は生きている限り少しづつまたは時に大きく成長します。建築は物質的には古くなっても、精神的な充足度や愛着を維持するには、上質さは大切なコンセプトと考えています。
人生は楽しいことばかりではありません。ゆえに前向き楽しむ姿勢が大切かと思います。そして楽しむためには多少の楽「らく」も必要でしょう。楽して楽しむ仕掛けはあったほうがいいかも。
人生における悩みの八割は人間関係だといわれています。例え家族でも空間を共有する場合は人間関係に対する配慮や気づかいがプランにおいて大切だと考えています。
古いモノの価値をキチンと再発見・再評価すると言う視点は、新しいモノをつくるときでも、長く大切にするということに繋がります。
建築空間は長期間使用することになりますので、上記のコンセプトをバランスよく考えることが重要です。特にモノや空間において、短所は長所でカバーできずそのストレスは経年により増幅する傾向になりますので、短所は無いことが理想です。
建築空間は利用する人の気持ちを豊かにするものである必要があります。店舗はもちろん事務所や工場でも、人がそこで時間を過ごす空間であれば、上記のコンセプトは全て当てはまると考えています。事業系案件ではそのなかでもコストパフォーマンスや収支計画が大切なポイントになることは言うまでもありません。